今回のField Noteでは、没入型の体験ができるエキシビション「reSOUND New York」に行ってきました!
2025年10月にオープンした今注目の没入型空間を体験してきました。
まず、reSOUND New Yorkはロックフェラーセンター地下のHEROで開催されているエキシビションです。光、音、触覚、そして空間演出を組み合わせて構成されており、
鑑賞するというより、”体験する”展示といった印象でした。
reSOUNDは、ソウル発のメディアアートスタジオd’strictによってディレクションされています。近年では、WAVE(江南の巨大波)やWaterfallで有名な没入型アートのトップランナー的存在として、世界で活躍している会社です。
もともとreSOUNDは2024年にソウルで初開催され、2025年にグローバルツアーとしてNYで展開されています。
展示は以下の各ステージで構成されており、単なる映像展示ではなく、空間そのものが作品になっているのがポイントです。
OCEAN
TRANSITO
BOUNDLESS
ECHO
FLOW
では各ステージ空間の中を少し紹介します!
ロックフェラーセンター下のHEROで開催中
OCEAN
中に入ると、壁全面にパノラマ映像が広がっていました。暗い波と音が空間を包み込み、これから始まる体験の導入として印象的なステージです。なお、この空間はどなたでも入場可能とのことでした。
TRANSITO
光による演出で、無数の光の柱が変化しながら空間を形成していました。繊細な音とともに、どこまでも続いていくような感覚になるのも面白いポイント。
BOUNDLESS
ここでは音を身体で体感できる空間が広がっていました。一面に毛のような素材で覆われた壁は、触れると音が出る仕組みになっていて、触れる場所によって音が変化します。複数人で触れると、まるで楽器のように音を奏でているような体験が楽しめました。
さらに進むと、ベンチと天井から吊るされたヘッドフォンが設置されており、それを装着して座ると。。。なんとヘッドフォンから流れる音が椅子から振動として伝わってくる!まるで音を”身体で感じている”ような不思議な感覚でした。
さらに奥には、鏡に囲まれた空間が広がっており、苔のような柔らかいフォルムのオブジェが展示されていました。どこまでも続いていくようなその空間の中で、苔の柔らかさとともに、自分と空間の境界が少しずつ溶けていくような感覚になりました。
触って体感
ECHO
この空間では、ブラックホールのデータを音に変換したサウンドが8方向から流れる構成になっていて、光と音に包まれるような体験ができました。MITの天体物理学者とのコラボで製作されていて、エネルギーの動きや、空間や時間がゆがむ感覚を体感できるのが印象的でした。これは実際に訪れて体感していただきたい空間です!
次の空間へ進む途中には、ラウンジスペースが設けられていました。ここでは、韓国のアーティストの作品やブルックリンを拠点とするアーティストの家具が並び、ローカルと韓国の要素がミックスされた空間が広がっていました。
バーカウンターやフォトブースが設置されており、イベント開催時にはドリンクが提供される場所として使われるようです。
FLOW
正面の壁と天井にLED映像が広がる空間で、床にはクッションが設置されており、寝転びながら自由に映像を楽しむことができます。
映像は美術史の要素を身体表現として再解釈しており、ダンスやリズム、音とともに空間が変化していきます。立体的な音響とLEDの空間演出によって、まさに没入感を味わえるステージでした!
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私が印象に残ったのは、FLOWです。まさに”没入型”という言葉がぴったりで、作品の中に自分が入り込んだような感覚を強く感じました。
reSOUNDは、ただ見るだけの展示ではなく、自分自身が空間の一部になるような体験ができる場所でした。ニューヨークの中心にいながら、少し現実から離れた感覚を味わえるのも魅力的です。
現時点で、2026年10月31日までの開催が予定されています。気になる方は、ぜひこの没入感を体験しに行ってみてください!
次回もお楽しみに!


