1/25/2026

アパレル専門商社、absolute te-ma & coがビジネス拡大の為、更に人材を募集します


業種   商社・貿易

職種 
貿易業務(主に日本への輸出)
社名 
absolute te-ma & company
必要な語学力 
高度に仕事で使える
雇用形態 
フルタイム
ビザ 
学生可
担当者 
Tatsuya Takaku
電話番号 
tatst@absolutete-ma.com
メールアドレス 


業務内容

貿易/ロジスティクスオペレーション

・オーダー・スケジュール管理
・貨物の出荷手配、インボイス等貿易書類の作成等

グローバルブランドにおける日米のビジネス間のサポート

・ブランドマーケティングに関するコミュニケーションサポート
・デザイン/仕様/コンセプトの共有、オーダー発注、サンプル手配などのバイイング関連
・弊社は、以下ブランドのexclusive business agentとして、米国より日本展開に於けるビジネスサポート 
 をしています
 (取り扱いブランド例:Aimé Leon Dore, KITH, Madhappy, NOAH等)


応募条件
・英語:ビジネスレベル + 日本語:ネイティブレベル
・Microsoft Office
・米国で就労可能なビザステータス
 ※但し3ヶ月間の試用期間後、会社の必要に合わせて就労ビザサポートの検討は可能
・F-1ビザを取得し、大学・大学院に在籍している留学生(OPT制度対象者)


レジメは、emailにてお送りください

www.absolutete-ma.com で会社内容をご覧ください



1/06/2026

Field Note #3 The Tenement Museum

 今回のField Noteでは、Tenement Museumに行ってきました!

まずは、Tenement Museumがどんな博物館なのかご紹介します。

Tenement Museumは、New YorkのLower East Sideにある移民たちの住居跡をそのまま活用した博物館です。

一般的な博物館のように展示室に作品が並んでいるのではなく、実際に移民たちが暮らしていた家の中を訪れるツアースタイルなのが大きな特徴。

1860年代から1980年代にかけてニューヨークで暮らしていた、さまざまな背景を持つ家族の部屋が残されており、ガイドさんが当時の歴史や時代背景を交えながら案内してくれます。


今回は、11ある部屋の中でも最も古い、ドイツ人家族・シュナイダー家のツアーに参加しました!

シュナイダー家は夫妻で暮らしており、1864年から1886年まで97 Orchard Streetで「シュナイダーズ・ラガービア・サルーン」を経営していました。いわばビール酒場ですね。

ただ、ここは単なる酒場ではなく、情報交換や仕事探し、コミュニティ形成の場としても機能しており、社交クラブでありながら労働者のセーフスペースでもあったそうです。


中に入るとこんな雰囲気。



実際に使われていたビール容器やグラス(模型)が置かれています。

中でも印象的だったのが、このビール容器は本物だということ。これにビールを入れ、近隣住民が買いに来ていたそうです。

当時は水の衛生状態が良くなかったため、品質の良いドイツビールが好まれ、子ども向けにはアルコール度数の低いビールも提供されていたとか。水事情の厳しさが想像できますね…。

このサルーンは地下に位置しているため、全体的に暗く、ひんやりとした空気が漂っていました。

夏の暑い時期、労働者たちにとってはまさに安らぎの場所だったことが伝わってきます。


さらに暗い理由として、警察の目を避けるためという背景もありました。

ニューヨークには「Blue Laws(日曜禁酒法)」があり、その法律をかいくぐるために、あえて外から中が見えないよう暗くしていたそうです。窓はあるものの、外からは見えない工夫がされていたとか。

食事はキャロライン夫人が作った料理が振る舞われ、住民たちの憩いの場になっていたことも伺えます。

サルーンの奥にはダイニング、キッチン、寝室があり、生活空間と仕事場が一体となった暮らしから、彼らがどのように日々を生き抜いていたのかを知ることができました。

私自身は、ニューヨークに住んでいる感覚だと「思ったより狭くないかも?」と感じましたが、ツアーに参加していた他州からの観光客の方は「とても狭くて大変そう」と話していて、感じ方の違いも面白かったです。




寝室の奥はバックヤードにつながっており、この建物に住むすべての住民が使っていたトイレがありました。

トイレに近いという理由で地下の部屋は人気だったそうで、今とは真逆の価値観にびっくり。


さらに左奥には展示スペースがあり、かつてはオークション会場として使われていたとのこと。

ここではLower East Sideの歴史を、実際に使われていたカクテルシェイカーやマイク、財布などを通して体感できます。




Orchard Streetから2ブロック東へ進むとEssex Streetがあり、19世紀にはEssex Street Marketが存在していました。

驚くことに、現在も「Essex Market」という名前の商業施設が残っており、当時の歴史が今へとつながっていることを実感できます。


ミュージアムの1階には、お土産やニューヨークにまつわる本が並んでいて、ちょっと変わったニューヨークのお土産としてもおすすめ。



ニューヨークにはたくさんの博物館がありますが、歴史やLower East Sideが好きな方には特におすすめの場所です。気になる方はぜひ訪れてみてください!

来月のField Noteもお楽しみに!















1/02/2026

HAPPY NEW YEAR!!


明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


Happy New Year! Wishing you all the best in the new year!




11/04/2025

エスパス ルイ・ヴィトンで出会うギュスターヴ・カイユボット

 

ニューヨークに新たに誕生したエスパス ルイ・ヴィトン ニューヨークでは、記念すべきオープニング企画として、ギュスターヴ・カイユボット(Gustave Caillebotte)の特別展「YOUNG MAN AT HIS WINDOW / BOATING PARTY」が10月28日より開催されています。


本展は、パリのオルセー美術館およびロサンゼルスのJ・ポール・ゲッティ美術館の協力のもと実現した貴重な機会。展示されるのは、カイユボットの代表作であり、印象派の歴史に名を刻む2点の傑作でこの2作品が同じ空間で展示されるのは、まさに奇跡のめぐり逢いです。


展示室では、2枚の名画が向かい合わせに配置されていました。何と特別な空間なのでしょう!


会場は、五番街のルイ・ヴィトン本店5階に位置する特別なスペース。

普段はVIP顧客のためのプライベートラウンジとして使用されているエリアですが、今回の展示では一般にも公開されています。


広々としたラウンジスペースには、ゴージャスで非日常的な雰囲気が漂っています。
二つの異なるタイプの部屋が用意されており、普段見られない空間にテンションが上がりました。
ルイ・ヴィトンの象徴でもあるトランクが、特別なペイント仕様で展示されていました。

そして皆さん印象派と聞いて思い浮かべるのは誰ですか?多分モネやルノワールの名前だとおもいます。
しかし、その陰で印象派の発展を支えたもう一人の重要人物がいます。
それがギュスターヴ・カイユボットなんです!!!

彼の功績は、単に印象派の名作を後世に残したことだけにとどまらない。
カイユボットは、急速に近代化していく19世紀後半のパリの姿を、誰よりもリアルに描き出しました。新設された鉄道や橋、そしてブルジョワ階級と労働者階級が同じ画面に共存する構図が伺えます。これらの作品は、当時の都市の息づかいを生々しく伝える時代の記録としても高く評価されています。さらに、1870年代当時女性を描くアーティストが多い中、主に男性を題材とした彼の作風は際立っていました。若い独身パリジャンの孤独 masculine conditionをテーマに、自らの社会的立場や感情を投影した作品を多く残しています。

展示作品の見どころ




『Partie de bateau(舟遊び)』1877–1878年頃 – オルセー美術館所蔵(フランス国宝)

シルクハットをかぶったブルジョアの男性がボートをこぐ姿をアップで描いた1878年頃の作品で『シルクハットのボートこぎ』の名でも知られています。



『Jeune homme à sa fenêtre(窓辺の若い男)』1876年 – J・ポール・ゲッティ美術館所蔵

アパルトマンの一室のバルコニーからサント・オーギュスタン広場を眺める画家の弟ルネの後姿を描いた作品です。


本展は 2025年11月16日まで開催予定
印象派の新たな一面を発見できる貴重な機会です。
ぜひ、五番街の特別な空間でカイユボットの世界に浸ってみてください。







10/27/2025

Field Note #2 New York City Transit’s Memorabilia and Collectibles Pop-Up Shop

ニューヨークの地下鉄は、観光客から地元の人までが24時間利用する街でいちばん大事な交通手段です。そして、MTAは、路線数27、駅数472駅の世界最大規模の地下鉄。

世界で唯一、24時間運行している地下鉄でもあります。

そしてその車内では、毎日、乗客たちの小さなドラマが生まれています。

でも今回の主役は乗客じゃない、駅の物資なんです!!!

そう、あの Canal Stや Times Sq 42 Stの標識。

地下鉄の椅子やランプ

実は買えるって知ってましたか?

え、あのちょっとボロボロのやつ?と思った人、正解です。
傷もサビもそのまま、リアルNYの味として販売されています。

そんな一風変わったイベントが、10月16日と17日にブルックリンで開催された
New York City Transit’s Memorabilia and Collectibles Pop-Up Shop

私たちは、第二回目の Field Note 企画としてこのイベントを訪れることにしました。


このポップアップショップは2021年から始まり、
会場には退役した地下鉄の座席、吊り革、本物の駅看板まで勢ぞろい。
つまり、ほんの少し前まであなたの通勤を支えていたモノたちが、
今度はあなたの部屋を飾る番というわけです。

駅名サインを壁にかけるもよし、椅子を置くのもよし、
ニューヨークの空気をインテリアに取り入れるいちばんローカルで粋な方法かもしれない。

Court Square Stationの看板はなんと$2500😭

面白いのは、このイベントがただの地下鉄ファン向けじゃないところです。

会場には、たくさんの人が訪れていて9時30分に到着した我々は1時間待ちでようやく中に入ることができたくらいの大盛況ぶり。



子供からお年寄りまで、トレインマニアだけではなくおしゃれな若者や家族連れ、犬の散歩ついでに来た人?などローカルの人が多い印象。

彼らにとって地下鉄のグッズは、日常を切り取ったアートピース。

そのうちなくなってしまうメトロカードのサイン
改札の機械
色褪せてしまった椅子
ゴミ箱????!!!
さすがに売り物ではなく展示のみでした

ここで売られているものは、いわば都市の残骸(urban relics)
でもその使い古された質感こそがニューヨークらしさであり、
傷やサビのある姿こそが、この街っぽい。

きれいじゃなくていい。
リアルな美しさがそこにある。

グラフィティやスケートカルチャー、古着のリメイク、DIYの精神.......
どれも、壊れたものを再構築して新しいかっこよさを生み出してきた。
このポップアップでサインを買うのも、
単なるコレクションじゃなくて、街の一部を自分の世界に持ち帰る感覚に近い。

ニューヨークでは、アートも日常も同じ景色の中にあります。
だからこそ、MTAの標識一枚にも、誰かの物語やカルチャーの匂いが宿る。
サブウェイをただの交通手段としてではなく、カルチャーの舞台として見つめ直すと、
この街のリアルな姿が、少し違って見えてきます。



そして最後に、皆さんにもちょっとしたMTA豆知識を紹介します。毎日乗っている地下鉄にも、実は知られていないストーリーがたくさんあるんです。

1. 現在、ニューヨークの地下鉄の3分の1は、メイドインジャパン

実は、ニューヨーク地下鉄の車両のおよそ30%は川崎重工製の物なんです。

川崎重工は1982年からMTA向けの車両を製造しており、最新モデル「R211」シリーズも同社が担当。川崎重工業は無塗装オールステンレス車体を採用して落書きを落としやすくしました。皆さんは、日本の技術がニューヨークの交通を支えてるなんて知ってましたか?

2. アートが息づく駅構内

MTAは1985年からArts & Design Programという取り組みで、公共交通をただの移動手段ではなく、アートを感じる空間にという理念のもと、駅構内に400点以上のアート作品を駅に取り入れています。作品は駅ごとの地域性や歴史をテーマにし場所に合わせて制作され、素材もモザイク、ガラス、金属、セラミックなど多様。MoMAやブルックリン美術館にも展示されるようなアーティストたちの作品が、実は駅構内の壁画やモザイクとして存在しているんです。

たとえば、6番線 86 Street駅ではチェコ出身のアーティストPeter Sís(ピーター・シス)による巨大な目のモザイク『Happy City』が出迎えてくれます。

遠くから見ると、ただの青い目のように見えますが、近づいてみると興味深いディテールがいくつもあることに気づきます。

まず面白いのは、この目の外枠がニューヨークのスカイラインで形づくられている点です。 そして、青い瞳の中には、星や動物、方位磁石などが描かれており、正確な意味はわかりませんが、私にとってこの作品はよく見ることの大切さを思い出させてくれるものです。 物事は、ぱっと見ただけではわからない奥深さを秘めているのかもしれません。


また、Times Square 42 Street駅では多くの印象的なアートがありました。

その中から、特に印象に残った2つの作品を紹介します。

まず、下二つの目を引くカラフルなモザイク作品は私のお気に入りで、アメリカのアーティスト Nick Cave(ニック・ケイヴ) によるものです。

このモザイクシリーズ『Each One, Every One, Equal All』は、Nick Caveの代表作 Soundsuits をもとに制作されたもので、合計約4,600平方フィートにわたる巨大な常設アートになっています。。壁一面に広がる色鮮やかな人物像が、タイムズスクエアらしい活気と多様性を象徴しています。



もうひとつは、「42」と描かれたポップな壁画。これは、アメリカのポップアート界を代表するRoy Lichtenstein(ロイ・リキテンスタイン) の『Times Square Mural』という作品です。太い線と原色の組み合わせが特徴的で、まるで漫画のコマのようなデザインがポップで素敵です。


使われなくなった標識や椅子が、こうしてまた新しい形で人の手に渡っていく。

このポップアップは、ニューヨークという街が古いものを捨てずに、新しい意味を与える場所だということを思い出させてくれた。

そしてその地下鉄を支えるのは、日本の技術で作られた車両や、
世界中のアーティストが手がけたアートの数々。
ただの交通手段ではなく、文化や歴史、人々の想いが積み重なった場所です。

サビも傷も、この街の一部。それを愛せるのが、やっぱりニューヨークの面白さなんだと思います。